あたり前のことを当たり前にやろう。

教科書は、小学校中学校高校どれも大事だ、中学校の数学とか教科書それ自体のレベルも上がっている。ほかの科目もなかなかのレベルだ。今読むとこれを読んで理解できれば、相当な学力になれる。高校の社会の日本史とか世界史これを読み込んで分かればすごいだろうと思う。

化学や生物などの教科書が、かなり厚くなった。最初参考書かと思った。これらを読めればそして理解できれば、参考書とかほとんど要らないと思う。読めるかどうかが問題なのだ。F大先生の力を借りないと読めない塾生が多いだろう。塾生には、絶大な信奉者がたくさんいる。自分もそうだ。説明の詳しさ分かりやすさは、半端ではない。

塾生の現役とか教科書が机にない。浪人は教科書を必ず見るようにしつこくうるさく言う。だから教科書をよく読む。だから点が伸びる。せめて参考書使うにも教科書見ながらやれよといいたい。

現役は、新しいセンター対策の問題集を買っているので、どうしたのと聞いたら学校で与えられたと言う。宿題が出るのでしょうがないので黙っている。教科書読めというが、そのうちほかのをやっている子も多い。学校の権威は絶大だ。

模擬試験の点数が悪かったと言われてもどうしようもない。

イスラム教徒をキリスト教徒になるように教え導くのに似ている。学校の受験指導とか問題演習で伸ばそうとすることが多い。そっちが楽なのは確かだ。でも単語も教科書の基礎もできていないのに、演習だけで伸びるはずがない。当然でない成果は。

切り替えて改宗した子は、伸びる。去年の女の子は、切り替えて塾の言うとおりにして200点近く模擬試験の点数を伸ばした。その子は、塾の教材以外まったく塾でやっていなかった。宿題とかどうしているのかこっちのほうが心配したくらいだ。

教科書と過去問をパソコン使ってテンポよくこなしていた。伸びる子は、迷いがない。こっちの指示どうりに動く。すぐに結果が出るので、どうしたら伸びるのか分かってくる。こうなるとどんどん短期間でも点数が上がる。ますます自信をつけて受験を向かえる。テンポがよくないと短期間では伸びない。その子は、必ず教科書に戻ってしっかり確認をしていた。

時間がないときは、過去問ときながら教科書に戻るしかない。だから、早く基礎を固めると問題演習がスムーズに行くから、予習をして基礎を固めたほうがいいよと言っているわけだ。問題解きながら基礎に戻るだけでは、基礎に穴があっても全部はふたができないかもしれない。

そもそも問題演習は、基礎を十分入れ込まないと効率が悪すぎる。一回で覚えられるような量ではない。だから何度も繰り返すほうがいい。積み重ねが大事なのはそこにある。

日本史の山川の教科書目の前にあるが、これを読めれば点が取れるのに。教科書読めないから、ほかのをやってるだけだろう。読めと言っても読めないのだ。読めないからパソコンで教材作っているが、それでもやらない子がいる。

簡単に言うと敵前逃亡の学習をしている。まずやるべきは教科書。模擬試験の点数が上がらないのは、当たり前のことを当たり前にできていないから点数が伸びないわけだ。

教科書しっかり読めれば、合格は目の前にある。それを塾が指導しないといけない変な時代になっている。これで学校の学力平均上がるほうがおかしい。

何やってんだろう。