おかしくないかの3つ目

これは、簡単に言うと予備校と高校との癒着で、九州全体のことにもつながる。もちろんこの地区でも癒着がある。北なんとか予備校というのがある。生講義と生徒管理の厳しさと特待制度の乱発で生徒集めがうまい。生講義が今ではDVDの見直し強調という矛盾もあるが、高校の教員の一部を取り込んでいるのはたしかだ。

3年か4年前の話だが、ある高校の担任が、現役の生徒を北なんとか予備校に、大学見学のついでにクラスの多くをつれて行ったことがある。塾生がそのクラスにいたので、不思議に思った。どうして、公立の教員が特定の予備校に、クラスの生徒を連れて行くのだろうか。受験の厳しさを知らせるためなら、別の方法もあるだろう。筋が通らない。

出前講座というのがあり、予備校の先生呼んで、近くの大学借りて何日かつぶすのだが、その割には、塾には行く必要がないという教員の声を生徒からよく聞く。こういう即席ラーメンみたいなのはたいした効果はないとおもう。予備校ならいい。塾なら行くなというのは、自分らより馬鹿が塾をやっているからいく必要がない。予備校の先生は、自分たちより上だという論法ではないかと想像したりする。笑い。

知り合いが高校卒業して浪人して北なんとか予備校に行ったら、定年退職した校長がそこの予備校の校長になっていたらしい。これはよく聞く話だ。たとえれば戦争に行った軍の指揮官が、負傷した部下が病院に入っていて、すぐに病院の事務長に就職したようなものだ。自分の責任は何も感じないのだろう。たくさんの負傷兵を送り込んだ人ほど就職できると言う理屈だ。

学校が塾とか予備校を嫌うのはいい。自分も教員なら嫌うかもしれない。それならそれで筋を通すべきだと思う。何かおかしいひとが,一部にいるのは確かだ。

子供のためにというのがベクトルの先にないと、教育はおかしくなる・。