何をやるか

何をやるか。これが分からないと話にならない。これについてはいろんな考えがあるだろうが、大学受験について考えると、教科書、問題集、過去問の三つだろう。

昨日自分の息子が電話で、現役で北大医学部受かった子は、学校の授業無視して、教科書と問題集と過去問やりまくっていたらしいと言っていた。そのほかの子も似たようなやり方だと言っていた。それは、自分が昔から言っていたじゃないかと言いたかったが、またけんかになるので黙っていた。

何をやればいいのか。これを分かるだけでも相当現役とかだったら賢い。ベネッセの問題集やどこから切り取ったか分からないプリントで無駄な時間を浪費しているのが現実だが、時間の無駄と言うものだろう。

何をやるのか間違えると、予備校や塾に行ったところで、時間と金を浪費するだけだと思う。自分がかけているのは何か、なにをやるべきなのか良く考えて学習したほうが良いと思う。基礎力なのか、応用力なのか、実践力なのか。それぞれについてやるものが違うはずだと思う。たいてい基礎ができていないことが多い。

現役で難関に受かる子は、しっかりと自分の考えを持っている。それをサポートするだけでいい。自分で学習する時間を邪魔していることで、伸びるはずの子が伸びないことのほうが多い。

自立学習ができる子が、力もつくし伸びる。教えてできるようになるのは、初期の段階だろう。分からないところだけを教えれば十分なことが多いし、そうでないと伸びない。

何をやれば良いのか指導者が言っても、ピントはずれだと大変なことになる。まず何をやるのか正しい選択が合格の第一歩だと思う。

教科書、問題集、過去問、これで塾生を今からも指導したいと思う。