分厚い本が危険な理由

分厚い本は、なるだけさけた方がいい。まず、全体像がつかめない。不要な知識使えない知識が増える可能性がある。

厚い本は、全体をつかんでからならいいし、調べるのには良いだろう。

 

でも詳しく知っていてもそれが、問題を解くとき使えるかどうかは分からない。

 

全部暗記で解こうとするくせがつきやすい。

 

分厚い本の危険性は、時間がかかって、繰り返しができない。科目間のバランスがくずれやすい。

 

どんなに参考書問題集やっても、過去問が解けるかというとかなり疑問だ。

 

どんなに分厚い本を読んでも、問題がとけるとは限らない。

 

問題を解くというのは、基礎の構成を見抜かないと解けない。基礎を作ると言うのは、不要な知識が

 

多すぎると本当に大事なものが見えない。

 

入試問題レベルの問題や、自分が受験する問題も基礎の複雑な構成に気付くこと。

 

この訓練は、脳ミソを鍛える。

 

塾生にはなるべく、短期で全体の復習ができるような教材を

 

与える。特に成績の悪い子は。何度も、全体が見えるような指導をする。

 

そうするとかなり伸びる。

 

できる子でも、全体をつかませてから、細部にいくような指導がいいと思う。

 

使う本が多すぎると、しかも厚すぎると、ろくなことにはならないような気がする。

 

凡人は、知識の洪水に沈む確率が高い。

 

たくさんの知識があるからできるようになるわけではない。

 

大事な使える正確な知識を持つように心がけることだと思う。