まともな指導は少ない

理屈に合わない指導をしても、伸びない。学校の成績なら試験範囲をやらせればいいのだろうが。

ことは、大学受験とかとなるとまともに当たり前のことが、当たり前にできないと結果を出すのはむつかしい。

ざっくり言って、基礎、応用、過去問演習の3段階で学習するのが当たり前の学習だと思うが、

自分の志望校の過去問だけでも、演習反復しなければならない時期に、

ほかの過去問解いてるのを見ると、何を学校ってやらせようとしているのか疑問に思うことが多い。

各大学ごとにできないのは分かるが、もっと一工夫必要だろう。

去年、塾生が、宮崎大学を受験するというのに、塾に来て学校のプリントやっていたのを見ていたら、ほかの大学の2次試験の過去問をやっていたので、

センターでボーダーあたりの人間がやるべきことでは無いと注意した。

それからは、自分の志望校の過去問をひたすら反復していた。合格して学校に報告に行ったら、4人同じ学部学科を受けて、その塾生だけが受かっていたらしい。

つまり、似たような点数の3人は、落ちていた。先生が褒めていたらしい。笑

自分の志望校の過去問演習が十分なら、まだいいが、3回ぐらい反復できないうちから、

ほかをやるというのはいかがなものか。

でもこういうのは、多数派だろう。人間の脳ミソの構造を無視している。

世の中の入試問題とか、手をひろげると、人生いくらあっても足りないぐらい多い。

でもこういうピントボケの方が受けがいい。なぜならいろいろやった方がいいと指導するほうも思っているからだろう。

そんなことはない。反復しないと身につかないし、使えない。

そして受からないことが多い。