昨日中三の女の子が成績表を持って来た。その子の中学は、この地区では一番人数が多い。1学年、250人ぐらいだ。中学2年の終わりから塾に入った。
実力テストで、合計466点。学年1位だった。
それまでは3位が最高で、1位の子がダントツで抜けなかったらしい。
まずその子は、塾に来たら、しっかり挨拶をする。挨拶がしっかりできる。
次に、何をやったらいいのかとか、どの教材をやったらいいのかと、アドバイスを求める。自分なりに考えるのだが、人の話をよく聞こうとする。
さらに、解説が分からないところだけを聞いてくる。宿題とか絶対塾ではやらない。また英語の添削とか、国語の作文とかだけしっかり聞いてくる。
これはパソコンの解説では、無理な分野だからだ。無駄がない。
教材をしつこく反復する。でも数学が弱いので、もっと過去問をたくさんやったほうがいいよと言ったら、やっていた。
軌道修正も素直にやっていく。
性格が素直だし、アドバイスを求めるが、いちいち分からなかったら、すぐに人に聞くなんてしない。問題を解いたら、解説を集中して聞く。
はっきり言って自分らより人間ができている。笑
どこの学校だろうが、1番になると言うのは、簡単ではないと思う。
勉強だけができるという言葉があるが,そうだろうか
それなりの人格と言うものがしっかり出来ていないと、1番は取れないと思う。
学習と言うのは人間がすることだろう。基礎が大事というのは、人間にも当てはまるような気がしてならない。
人間の基礎が無いと、1番はなかなか取れないと思う。