受験指導を長くやっていると、自分の経験からではなく、子どもたちがどういう学習をしたら、
志望校に受かっていくのか、法則性みたいなものがいろいろ見えてくる。
とにかく、目標を決めることが第一で、早いほうがいいと思う。
何度も書いたと思うが、予習をして学校の授業を復習にするような形にしないと、
難関といわれる大学には、現役で受かるのは非常にむつかしいと思う。
塾に行かなくても、自分で予習のできる地頭と根性があるなら、金も要らないからそれでいい。
理系なら、数学と理科そして英単語は、先をやらないとまず、
医学部とか、薬学部の国立に現役で受かるのは非常にむつかしいと思う。いなかは
大抵医学部と薬学部が多い。笑。
実際、教科書の数学理科は、絶対押さえておかないと、学校によるが高2では、
押さえ必要がある。
文系でも、数学はもちろん社会の先取りが必要だ。
ぶっちゃけると本当は、中学あたりから高校分野に入ったほうがいい。
高2までには、全部の受験科目を終わらせたら、
高3の一年間を過去問演習と反復に使える。
これは、大きい。またそうしないと後が苦しくなる。
どこの高校に入ったらいいのか。そんなのは
大事かも知れないが、
それより学習の組み立て、進度、科目間のバランス、本人のやる気の方が大きいと自分は思っている。
学校の授業も予習をしていないと、宿題に追われるだけでまったく力がつかない場合が多い。
高3の受験前になると、
塾生が、
予習しておけばよかったの、教科書もっとよんどけばよかったの、英単語覚えておけばよかったのと言う。
そしてはやく塾の言うとおりしておけばよかったという。
何より学習が苦痛でなくなる。
自分で言うのも変だが、自分もこの塾のような、塾にいきたかった。
生徒にこうした方がいいよというのは、自分がしなかったことが多い。笑