昨日高3が、数学のセンター対策の問題集を新しいのを学校で買わせられると言う。
別に驚かない。もっと酷いのになると数研出版の2次の対策問題集を1月に買わされた学年もあった。2ヶ月ちょっとでできるだろうか。
出版会社というのは、学校に採用してもらうと何百冊も売れるのでうれしい。子どもの成績がどうだとか関係ない。
学校も学校で、本をいっぱい与えたらいいみたいな。何も考えないのだ。
与えられたほうは、消化不良の上に何をどうしたらいいのか迷う。
基礎が出来ていないのに問題いくらやっても伸びない。
今頃になって新しい本を与えると言うのは、ものすごくレベルが高くて、やることがなくて子どもたちが新しい問題とかでないといけないみたいなそんな集団ならいいかもしれない。
センターの模試の平均が500にもみたず、下のクラスは300,400点台なのに、全員一律同じ問題集。
反復どころか、まともに全部終わっていないのに新しいの、新しいのと、
まるで病人に新しい薬をどんどん飲ませるのと似ている。
高校分野は、基礎だけでもすごい量だ。まともに受験勉強した親なら分かるはずだ。
塾生で浪人の子どもがいて素直にやっている子は、去年より200点近く伸びている。そういう子が何人かいる。
過去問と教科書と基礎だけ繰り返している。
この時期やること。過去問を繰り返すこと。凡人がのびるには、これしかないと思う。あと基礎の見直し。
やっていることがずれていると伸びないと思う。