成績を維持するのも努力が要る

塾に来て成績が伸び続けることもある。でも一定のレベルまで来てなかなか伸びないことがある。すると親が不満で塾をやめさせることがある。

ところが、半年や一年して塾に戻ってくることがある。どうしてか。成績が落ち続けたからだと言う。

受験期になれば、さすがにみんな努力を始める。人より、効率よくそして努力をしない限り、現状維持すら危ないのだ。

自分が努力をしていると思っていても人はそれ以上努力をしているかもしれない。

謙虚さが必要だとよく言われるのは、自己満足に人間は陥りやすく、向上心がなくなるから進歩がなくなるからだろう。

これは、仕事も同じだろう。

現状維持をするにも努力が要る。進歩が止まった時点で後退する。

成績が上がり続けるためには、相当な覚悟で努力しないといけない。

塾生見ていると、この子は伸びるな、と分かる。素直さと向上心がある。

素直さがあって、向上心があるということは、理解力以上の伸びる要素だと思う。

理解力があっても、人の言うことを素直に聞けない子どもは、伸びが止まる。

進歩しても現状維持になるのが、受験の世界だと思う。

言いたいことは、伸びるつづけるためには、桁違いの進歩が必要だと思うほうがいいということだ。