高3になってしみじみ分かる。予習の大切さ。

昨日高3と帰るときに話した。その子が、予習していてよかった、理科とか学校で終わっていなくてどんどん進むだけでわかっていない人も多い。予習していないと昔はさっぱり分からなかったが、学校の先生の授業が、 教え方がうまいとか下手とかに関係なく、復習になるのでためになると言った。

ここが重要なのだと思う。 学校の授業は長い。教え方がいいとか悪いとかそんなのはたいしたことはない。神様でもなければ、黒板授業で、高校範囲を網羅的に理解させるというのはできないと思う。 教えているほうも進むだけで精一杯。飛ばし飛ばし、家で見ておけの連発が普通。

数学は、定理公式の証明は飛ばすことも多いし、章末問題はほぼやらない。化学にいたっては、教科書は使わず、プリントと問題集。教科書を理解させるのは、 あの厚さを見たら、なるほどと思う。

塾は、教科書解説、問題集の解説、過去問の解説がある。これらをうまく駆使して予習をしていけばどれほど、学校の授業のためにもなるのか想像できるだろう。 学校の授業を、田舎の高校生がどのくらいちゃんと理解しているのか、指導してみないと分からないだろう。

自分も予習をしていたら、どんなによかっただろうと思う。大抵の人も予習していたら、もっと行きたい大学に行けただろう。

予習の恩恵は、ものすごい。これは、 指導していないと分からないと思う。 その塾生は、小学中学のころからもっと予習をしておけばよかった、また解説が無いと予習はできないといいた。

予習復習は大事。これは誰でも言う。言うのは簡単。 現実にどうやるか。それが問題だと思う。学校の授業を聞くだけで 入試問題が解けるようになるなら、 その子は、特殊な能力の持ち主だと思ったほうがいい。

凡人は、そうは行かないと思う。