フリータイムの子供たち

毎日塾に来る子供たちがいる。学校が終わったら自分の好きな時間に来るし、祝日や日曜日も自分の好きな時間に来てもいい制度だ。

毎日塾に来て学習すると言うのは、目標がある子か、高3の子が多い。全科目指導できる仕組みを作ってきた。基礎から入試問題まで、これを真面目にやったら間違いなく伸びると思うし、自分が高校生だったら、絶対毎日やると思う。

ぶっちゃケ学校の授業の効率と比較にならないと思う。子供の学力を非常に高い確率上げられる。経験則だ。学校の授業に出ている時間を塾の時間に当てたら、やる気のある子なら恐ろしく伸びると思う。

国立の医学部狙いの高2の子がいる。去年の12月からフリータイムにした。数学は、6月中に数3の教科書が終わる予定だ。英語の単語も単語帳を何周も回している。理科の物理化学も予習しまくっている。学校の実力テストでは、トップの成績を取っている。

高3の子も4月からフリータイムにした。旧帝大の経済学部を狙っている。その子は、中3から続けて塾に来た。予習が効いて、段々成績が上がって、今では文系でトップクラスに上ってきた。

中3の子でラサール狙いの子だ。数1と数Aまでやった。英語は高校分野をやっておもしろくなったらしい。英検の2級に受かった。

子供は、教材が大切だと思う。解説のない教材で予習はできないし。復習もしにくい。

本とか紙のベースで解説があると、子供はどんどんやる。フリータイムの子供たちは、全部の科目を自分のペースで、基礎から入試問題まで、自由に自主的にやるので、どんどん伸びるのだと思う。

自分もこういう学習をしたかったという目線で、多くの人の協力を獲て作り上げてきた。まだまだ途中だが、方向性に間違いは無いと言う自信はある。

フリータイムの子供たちの学習する姿を見て、時々心からうらやましくなることがある。苦手科目は、説明が無いと克服が非常に困難だと思う。