予習と復習が大事だと言うが、学校のシステム上、予習は授業の進行のためと言う部分がある。
授業を成立させるためには、子供たちに宿題を出すか、予習をさせないと授業が成立しないことが多い。しかしこの予習だけでは、学力を身につけるため、不十分なことが多いと思う。
塾に行って塾で出された課題とかやっている人がいるらしいが、
学校で課題を出され、塾で課題を出される。こういう学習をやっているのは、薦めない。
消化不良になる可能性が高い。予習というのは、習っていないのを自分でやることだが、
自分の経験でも予習が出来たら授業がよく分かった。
でもこれを全部の科目でやれるかと言うと凡人は無理な話だと思う。
前にも書いたことがあるが、東進の林修先生が言っていたが、東大の上位で合格する子は中学までにほとんど自分で高校分野を終わらせていると言う。林先生も先に進んだので、大学受験はめどが立ったと言う。
そんなことが出来たらどうだろうか。高校の授業は復習の場になる。大学受験はノーベル賞取るような創造性を見ているわけでもない。
だとすれば、問われる基礎知識を早く習得すれば、凡人でも難関大に合格できると思う。
この視点が分かっている人が、田舎は少ない。
予習先取りのは、教科書レベルの基礎知識で十分だし、そうでないとうまくいかない。
後半に伸びるような学習をするためには、先取り予習ほど難関になればなるほど大切だと思う。
これが分かって実行できれば、恐ろしく合格率は高まる。
なかなか気付く人は少ない。
塾生見ていると予習先取りと目標設定の出来た子は、後半で伸び、難関を突破する確率が高い。
小学中学生の頃から、この視点が無いと難関大受かるのは、むつかしいと思う。
学校の成績や、模試の成績ですら見えない部分がある。
能力高くても予習先取りできないと失敗したケースをよく聞く。後半が伸びなくなるのだと思う。
能力だけでは、科目間のバランス取るのがむつかしくなるからだ。予習先取りするとバランスが取れる。
長期的スパンで学習はするべきだと思う。