基礎をどう入れ込むか

基礎をどう入れ込むか。これが一番大切で、一番むつかしいと思う。しかも複数の科目だ。

気付いている人は多いだろうが、実際これをどういう学習でやるのか。これを考えてみたことがあるだろうか。

教科書は大事だ、単語を覚えよう。古文単語を覚えよう。日本史の教科書覚えよう。理科の化学の教科書覚えよう。

7回反復しよう。読むだけで出来るか。出来る人は、東大に行く。

凡人が出来るだろうか。

世界史から日本史に夏からかえて、9割近く取った浪人生がいる。普通は無理だろう。でもそれを可能にする方法がある。基礎を高速でまわすしかない。

口で言うのは簡単。出来るかどうか。これをどうやってやるのか。

都会の受験戦士は、出来ているかもしれない。こっちの田舎はそうではない。教科書とか基礎の入れ込みが不十分。基礎の重要性が分かっていても、

これを凡人が現実化できるか。方法は、一つしか無いと思う。聴覚と視覚を使って高速反復する方法だ。

浪人生が、英語の中学の復習をすると言うので、新しく作った教材で復習をさせた。3年分が、約10時間で復習が出来た。しかもものすごく分かったと言っていた。

短時間でやった方が、脳みそに残る。短時間で繰り返せば恐ろしく脳みそに定着すると思う。

単語暗記にしても、最初から全部覚える必要はない。何度も聞いて回せば、自然に覚える。

そもそも基礎の入れ込みを、読むだけで出来るか、出来たにしてもどれだけの時間がかかるか、

理科の分野とか、基礎が分かっていない人が、本を読むだけで理解できるか。説明が無いと無理だろう。自分は無理だった。

数学の教科書自分で読んで理解できる割合は、どのくらいだろうか。

そもそも家を建てるのに土台をしっかり造らないで家が出来るか。つくったところですぐに倒壊する。

塾にしろ学校にしろ、土台を造るという過程が欠落していると、行ったところで、

まともな学力は付かないと思う。

基礎を造る。これが出来れば、後は、演習でぐんぐん伸びる。

予備校に行きました。全然伸びませんでした.そういうのをよく聞く。

基礎を本当につくれるのか。基礎の出来た前提で演習中心だと恐ろしく

伸びない。金はかかりました。点数はたいして伸びませんでした。よく聞くが。笑

コスパが悪すぎる。脳みそは、気力と、やり方の効率性の両方がかみ合わないと

鍛えられないと思う。

基礎力がない人が、大手の予備校に行くと悲惨なことが多いと思う。

なぜか。基礎の入れ込みは、ほとんど自分でしないといけないからだ。6年や3年の基礎の積み重ねを、10ヶ月で入れ込める保証はあるだろうか。

基礎の入れ込みの重要性とそのやり方が、あまりにも無策ではないかと思う。

むつかしい問題も基礎の集合体だということを忘れないほうがいい。