塾生で急に成績が伸び悩んだ子がいて、どうしてなのかとさぐっていたら、
以前は、2倍速以上で聞いていたのに、このごろ普通の速度で聞いていることに
気付いた。
脳と言うのは慣れが生じる。
速聴と言うのは、脳みそを活性化し、集中力を高める。
塾生見ていて、時々指導する方も忘れてしまうことがある。
効率よく学習すると言う中に、速聴を入れないと
伸びは少ないということを忘れないようにしようと思った。
子供の理解にあわせてとか、子供のペースでと言うのは、最初は大事だが、
子ども自身の理解力とか集中力それ自体も変えないと
学力はつかない。読むスピードと理解するスピードも変えないと
伸びない。
当たり前だが、問題読むスピードと解くスピードが速くならないと
得点力は上がらない。処理スピード上げるのが一番大切だ。出来る子は、
処理スピードが速い。
学習能力そのものを高めることも、出来る。
それが、速聴によるはんぷく学習なのだ。
これは、CDでもカセットでも、工夫次第でできる。
よく合格体験記に自分で声を吹き込んで何回も聞いて覚えたと言うのがある。
これも同じ原理なのだと思った。
人間肝心なことを忘れる。でも、
生徒には悪いが、速度調節の重要性がはっきりわかった。