わかるレベルと、できるレベルと、早くできるの区分けが出来ていない子供がいる。
わかるということ。できるということ。早くできる。この3つの壁があって、それをどうするかと言うことがわかっていないというか、何を目指して学習しているのか。
説明がわかりやすい。それはすばらしい。でもそれは、第一段階だ。これがすべてで終っているような子供とか、たいして伸びない。
予備校や塾の講師の批評をする子供に限ってたいして伸びない。
なぜか。説明してもらってからの、自分のやることのほうが本当は多いのだ。端緒に過ぎない。
わかりやすくても演習をどうするか、過去問をどうするか、組み立てを指導者に学ぶことも重要だ。
出来る子伸びる子受かる子とか、学習の組み立てがうまい。そして指導者のやろうとしていることを理解する。
わかるとできると早くできるの3段階のレベルはまったく違うのだということを知っていないと
伸びない。
これがわかっていない子供の指導は、むつかしい。
そういう子は、反復とかしたがらない。
だから伸びない。素直さがないと伸びない。
何十年もやってる指導者の視点と子供の視点はずれることがある。
小さいときからの塾生は、ずれが少ない。
これは、塾の宿命だろう。