200点満点20点から100点に

ある塾生の模試の英語の点数がひどいので、英語中学から復習教材をさせた。中1と中2のころ先生に反抗したのか聞いていなかったらしい。

もちろんよくはないが、100点にアップした。これを見てわかるが、中学の基礎がどれだけ大事か分かる。

高校入試の時点で、模擬試験の点数で、この子は、3年後にはどのレベルの大学に行けるのかという相場がある。よかったのにと思うことは多いが。

中学で苦手な科目が高校で得意になると言うことは少ない。得意だった科目が苦手になると言うことは珍しくない

ある弁護士のブログを読んでいたが、苦手になったら、学年下げて戻り学習をすべきと書いていた。

理論的には正しいが、現実には出来ないだろう。自分だけでは。

わからなくなったら手を打たないとそのまま苦手で終る可能性が高い。

自分の経験でも、中学で苦手だったものは、高校では死んでいた。笑

だから予習を薦めているのだ。基礎ができていなかったのがよくわかる。

予習して苦手になる可能性はほとんどない。塾生見たらよくわかる。

実は、予習には二つあるのだ。

基礎の予習と、授業のための予習だ。授業のための予習が高校では宿題として出る。

一科目ならまだしも横の連携がないので複数出されたほうは、基礎なんか予習できない。基礎ができない理由はここにある。

基礎をざっくりやって問題だけ解かされる授業とか凡人はわからなくなる。3年やってどうしてこうなるのみたいな構造は、見えないのだろうか。

どんどんすすんでなにやってるのかわからなくなるのだ。

基礎の予習が出来たら、どんなひどい授業でもためになる。

受身でなくなるのだ。

復習は大事だが、基礎の予習はもっと学校行ってる間は大事だと思う。

基礎の予習が本当の予習だと思う。

今日も室長と話したが、東大とか国立の医学部特に旧帝とがだったら、

この田舎だと高1で終っていてちょうど良いぐらいだという話になった。高2で終って

旧帝に受かるかどうか。もちろん脳みその出来も大切だが。

現役で受かりたかったら、予習を薦める。能力のある子は、予習すると大化けする。

成績の悪い子でも、予習すれば学校の成績ぐらいは間違いなく上がる。