体系性と網羅性

体系性と網羅性これのバランスがむつかしい。

体系性というのは、知識の順序立てで、法学勉強したひとなら分かるが、刑法なら、構成要件、違法性、責任と言う順番で考えないとわからない。英語の文法なら五文型がわからないとまったく知識にまとまりがなくなる。

網羅性というのは、細かな知識だっったり、いろいろある。学問の根幹にかかわることだろうが、英語にしても、単語、文法、読解、英作、細かな知識も必要で、受験にも出るからやる必要がある。

でもバラバラな知識を体系的に脳みそに入れないと結局使えない。

体系性と網羅性の二つが、あって力がつくが、この橋渡しをするのが、指導者の仕事だ。

子供も素直さが必要だが、指導者が体系性と網羅性の二つを意識しないと、まずいのではないか。

一科目でも極めるのはむつかしい。複数の科目ならなおさらだ。指導者が、勉強続けないと話にならないのは、体系性と網羅性という二つのはざ間にいるのがまともなはずで、何十年もやっても簡単にはいかない。

奥は深く、やってもきりがない。

体系性だけではまずいが、網羅性だけではまずい。車の両輪みたいで、受験内容も変化する。

わかりやすいというのは、体系性を意識した説明で、そこを目指して行きたい。

子供がわかりやすいといってくれるとこっちもうれしくなる。