どうして点数伸びないのか

この時期、高3とか毎週のように、模擬試験がある。点数が伸びている子供と伸びない子供の違いは、過去問を解いて解説を聞く時間の長いかどうかだ。

見ているとわかるが,授業に出てわからないところを塾でつぶすようなやり方では高3とか点数は伸びない。悠長なことはできない。

学習のやり方とかセンスと言うのは、積み重ねとかがあるが、塾生には、とにかく過去問を解くことを薦めている。そして耳から倍速で解説を聞く時期だ。そして、科目については、部分ではなくて全部の問題を解く方がいい。本を読んでるより問題解く時期だ。

そういうのがすんで2次の問題やってる子は、それで良い。900点中800点こえた浪人もいる。やり方が分かっているのだ。大体浪人は150から200点伸びている。

でも模試で500点も取れないなら、過去問の演習しかない。

学校の学習になれた子は、やたらノートを作ったり、書くのが好きだ。趣味で学習やってるようだ。

ノートが悪いとか言うのではない。時間かかるわりに点数が伸びない。

よく考えてみたら良いが、制限時間があって、センターにしろ2次試験にしろ、問題を解いてなんぼの世界なのだ。

問題が制限時間内にとけるか解けないか、毎日問題解きながら、弱点をつぶして、また問題を解く。これの繰り返しだ。解けないなら答えを理解してなれるしかない。

でも予習とかして基礎を固めていればそんなに演習しなくても良いのかもしれない。基礎ができていないからまずいのだが、問題解きながら基礎に戻るしかない。

準備不足の子供が多いが、過去問の演習して、2度3度解いても満点が取れない子が多い。

反覆の習慣が出来ている子は伸びている。

剣道でも素振りも大事だが、素振りだけしていても、試合に出たら、負けるだろう。

実際問題とくのが面倒なのか、過去問は同じのが出ないと思っているのか、問題解くのが少ない子は、今の時期からは特に伸びない。塾は、科目ごとに20回以上の演習できるように準備している。

素直にやっている子は、伸びている。どうやったら伸びるのか受かるかは、やり方次第だ。

解いて解いて復習をしっかりやって、基礎に戻って全体を見回す力をつけないといけない。

大宰府のお守りより、過去問の反覆の方が、御利益はおおきい。