学習の順序

何でも順序がある。あの人が好きだ。いきなり結婚してくれでは、はたかれるか、スト-カー扱いされるのが落ちだろう。

むつかしい問題をやれば出来るようになるかと言うと基礎ができていないと時間の無駄だろう。

基礎が本当にできた。次に基礎の問題。次に応用問題。次に入試問題。順序をもってレベルを上げ順序良くレベルを上げるのが確実な道。

学習には順序があり、その階段を確実に上るやり方が、確実に力をつける。1、2、3、4、と言う順序がある。

いきなり4レベルをやらせようとするし、それが良いと勘違いしている指導者がいる。123の方が、むつかしい。むつかしいというのは、穴をなくすには、確実にやらなければならないし、地味なものだからだ。

東大とか京大の入試問題とか、難関の問題解かせてそれで悦に入る人がいる。そういうのは。123の段階を踏んでいないとその問題だけで終わる。

これを勘違いしている指導者では、基礎ができていない子供を路頭に迷わす。

レベルが高い指導と言うのは、むつかしい問題を解かせ、そして解説することを言うのではない。

基礎を作り、子供がむつかしい問題でも基礎に分解できるようにするような指導が、本当のレベルの高い指導だ。

これを理解していない指導者に当たると子供は伸びない。

レベルの高い指導を勘違いしている人が多い。