やり方次第

自分の塾生で笑いたくなるほど進みのいい子がいる。

中3の子。まだ2ヶ月くらい2時間から3時間。中3の全範囲。。教科書やって問題集までやって、本当に数学、社会、理科が終わった。今は英語をやっているが、教科書解説聞いて、問題集までやって、もうすぐ半分だ。

とにかく学習が苦痛ではないと言う。また予習していると学校の授業が深く理解できると言う。

すばらしい言葉だ。深い理解。

昔授業をしていたから分かるが、とてもじゃないがとてもできる話ではない。教えるほうも教えられるほうもくたくたになるだろうし、体が持たない。

2ヶ月毎日朝からやっても終わらせる自信がない。普通のやり方で毎日2時間そこらでこなせる量ではない。

毎日ニコニコうれしそうに来る。楽しいらしい。本人には申し訳ないが、飛びぬけた能力を持っていたわけでもない。何かが変わったのだ。また変わろうとしている。

浪人の子が、熊本校にいて、2ヶ月足らずで数学学校の教科書2年分を終わらせて、本人が驚いていたらしい。物理基礎、化学基礎も一周終わって、英語も2周目に入っている。全科目やっていてすばらしいすすみ方だ。何度でもまわせる。まわす回数に比例して力がつく。

スピードとかテンポのよさとかとても大事だ。学者の研究とは違う。

子供たちの学習量は、授業でやるには凡人にとっては多すぎる。でも塾生見ていてやりかたしだいでは、余裕でこなせるのが分かる

何でもやり方次第なんだなと思う。

学習をもっと楽しく基本からできるようにしたほうがいいと思う。

効率が悪いと伸びない。

追伸。まったく関係ないが、梅雨にしても雨が多すぎる。