数学の定理公式の証明

冬季からまだ入って2日目の高校1年女子。数学も英語も本人曰くひどいと言う。そこで。一日目、学校の整数のところをやりたいと言うので、定理公式だけの整数の部分をパソコンの説明をノートに取らせながら、3時間ずっとやらせた。

本人が言うには、根本から説明が入っていてよくわかると言っていた。学校はここまで説明してくれないと言っていた。

次の日塾に来て言うことには、学校の先生にお前は急にできるようになってどうしたんだと聞かれたらしい。クラスの子が、できない問題をその子が一人だけできたかららしい。

基礎基本が、分かると理解力のある程度ある子は、解けるようになる。これを改めて確認した。わからない子に教えるのに、直接指導でも、問題の答えのやり方教えても意味がない。

問題を構成している基礎に戻って説明をしないと意味がない。

基礎基本を入れ込まないと子供は、伸びない。入れ込めば、急激に伸びる場合が多い。蓄積は大事だが、やり方が基礎基本の入れ込みという過程がないと、伸びが少ない。

子供は、基礎基本を効率よく入れ込むと、レベルはいろいろあるから一概に言えないが、急激に伸びることがある。

数学などいくら問題演習したところで、根本すなわち定理公式のなぜそうなるのかの理解がないと伸びは少ない。仮に点が取れたとしても1年経ったら、さっぱりと言うことも多い。

基礎を入れ込む指導は、簡単にはパソコンなくては塾ではできないと思う。

数学は、定理公式の成り立ちの部分を押さえると急激に問題がとけるようになり、忘れない。急がば回れだ。