毎年センター教材作っているので、2001年から全部解いている。30回近くになる。本試験と追試験どちらも解いている。これだけ解くと慣れるだけではなく、どれも同じような問題に見えるようになる。基礎と演習どちらもバランスよくやることが大切だとおもう。
塾生も不思議と数学の好きな子が多い。数学は、解けた喜びがほかの科目とは違う。たいしたレベルではないが、大学入試の問題は相当な数を解いている。これは解けないとまずい、これは解けなくてもいい、ぐらい大体分かる。
ところでセンター試験の数学は、年を追うごとに難しくなっているかと言うとそうでもない。2007年から2009年あたりがピークだとおもう。特に2009年の追試あたりとか、いじめではないかと言う問題だ。量が多すぎて60分で解けと言うほうが無理ではないか。出題する方も解かされて本当に時間内に解ききれるのだろうか。追試は受けないほうがいい。ただこのころの2Bは本試験の問題もむつかしい。2007年は、衝撃的な年だ。医学部受かった人も2Bが7割取れなかった覚えがある。
出題の内容は、よく考えて作られている。教科書の定理や公式を表面的に暗記していては解けないように工夫してあることがよく分かる。市販の予想問題集とか、現役の生徒はよくやっているが、教科書の定理とか公式の復習をしたほうがいいのにとおもう.、本番の問題と予備校が作った問題は、質が違う。基礎からの発想で解けるようになっているが、予備校のは技巧的過ぎたりうまく表現できないが、解いた感覚が違うことが多い。
センター対策だけやっていてもある程度は取れるようになるが、壁がくる。2次対策を十分やればいいのだが、現役の文系の人や理系でも数3のない人は、1年中センター対策をやっている。これでは点が伸びないだろう。
チャート式とかやる前に教科書しっかりやるべきだとおもう。教科書のしっかりした理解と過去問演習で合格点くらいは取れるはずだ。塾生も基礎からやり直して伸びる子が多い。
時間を厳守して演習することと、復習をしてもう一度時間を短くして解きなおすことが大切だとおもう。順番に解くのがよいかというとそうでもない。解けそうな問題とそうでもない問題の区別をすぐつけられるまで練習しないとまずい。
塾生を見ていても、数学が取れると国立は受かりやすい。2次もそうだが、センターは時間勝負だ、早く正確に解く練習を相当しないと高得点は取れない。学校に行ってるだけで時間無制限で宿題やってて、訓練がたりなすぎる人が多い。模擬試験のときだけで十分と言う子は少ない。
分かるとできると早くできるはそれぞれ次元が違う。これがもっともよく分かるのが、センター数学だとおもう。医学部とか受かる子は、40分くらいで解く練習をするらしい。賢いやり方だとおもう。時間設定を厳しくすればするほど本番の成功率は高くなる。ただ普通は、だんだん短くすればいいと思う。
ところで話は違うが、カメムシがきのうもっと発生した。なぜか周りの家より自分の塾のほうが攻撃を受けている気がする。昨日の仕事は、カメムシ退治と掃除だ大半だった。おそらく1000匹は、殺しただろう。これが、塾生数だったらどんなにうれしいだろうかと妄想したりする。今日も襲来に備えて防御をもっと完璧にしようとおもう。とんでもない今まで経験したことがないほどすごい量だ。