問題を解く力

問題を解く力って何だろう。これが何か本人が分かっていないと、勉強時間増やしたり参考書読んでも点数が伸びないことは多い。大学でも答案の評価がある。点数とってなんぼの世界が、現実だろう。問題を解く力を強化すことを意識しないで、机の前に座っている人が多いのではないだろうか、これでは、点数が伸びない可能性がある。

問題を解くというのは、出された問題の内容を理解することがまず出発になる。理解とは、問題文に書かれた用語の意味を十分理解することができないと話にならない。数学な問題文を図式化したり、英語なら長文の内容の論旨を正確に把握することができるかどうかだろう。読んでも内容がわからない子がいる。算数でも問題文を読んでやると分かることが多い。自分では読めないのだ、国語力が大切だといわれるのはよく分かる。こういう子を伸ばすのは至難の業だ。

次に、設問を正確に把握しないといけない。出題者が、どういう形式で何を求めているのか。相手の要求するものをつかみ、指示どうり丁寧に答えないと点にならない。

さらに、基礎や適切な用語を使って、設問の要求する問題の構成にしたがって、論理的に文章を作り上げることが大切だ。

つまり、問題文の内容をしっかりつかんで、設問の指示のとおり、採点する人の立場にたって、丁寧にすばやく答える。当たり前のことを言ってるだけだが、あたり前でない答案をよく見かける。本人の自覚がないと修正は困難だ。一人よがりの答案が多い。

マークでも思考の流れは同じだ。問題文の内容をつかみ、設問どおりに、指示に従って解く。当たり前だが、これができている子供は、意外と少ない。答案見ていると根本が分かっていないとおもう子供が多い。小さいころから本をよく読んでる子供は、伸びが大きいことが多い。内容把握の力が、あるからだろう。

受験なら学習成果の発表会だろう。何をどう発表したらいいのか分からず、成果の出ない学習を続けるのはもったいない。どうして点数が伸びないか。意外と問題を解くということはどういうことなのか基本に立ち返って考えるだけでもプラスになるとおもう。

解く力をつけるにはどうしたらいいのか、根本を考えやるのが、成果の出る学習のためには必要だとおもう。