スーパーイーグルシステム採用塾「なる塾」様の紹介

2月9日、当塾のスーパーイーグルシステムを採用した2つ目の塾が、瀬戸大橋で有名な岡山県倉敷市児島に出来ました!「なる塾」様です!

スーパーイーグルシステムの採用にあたり、ブログで紹介していただいておりますので、一部抜粋・引用させていただきました。

抜粋・引用するのが勿体無いほど分かりやすい文章、ありがとうございます!
詳細は元の記事「ブログ版 週刊「ボチボチいこか」:なるじじい(http://blog.livedoor.jp/botiiko/archives/cat_1322617.html)をご覧ください。

スーパー・イーグル・システム その1より

私の塾で、この八日にスタートする予定の教育システム「スーパー・イーグル」のことを書いてみたいと思います。
高3生はセンター試験も終わり、今は国公立二次試験の勉強をしています。その中で一人の生徒が、去年の秋に占いの先生から、「もう一度基本を総復習しなさい」と言われ、どの科目も教科書を、場合によっては中学校から復習し始めました。
その子が目指しているのは、超難関大学です。本来なら難しい入試問題を片っ端から解いている時期です。それなのに、あえて基本に戻った。すると、どうなったでしょう?
成績不振で不安とあせりに駆られていたのが嘘のように、毎日集中して、たんたんと勉強しているのです。高校の補習授業にも出ず、朝から晩まで塾で、自分で計画を組んで基本を総ざらえしています。
~中略~
これを「自立学習」と言うのだと思います。自分が「何を知らないのか」を一つ一つ確認していく作業。それはきっと、とてもエキサイティングなことなのでしょ う。登山の喜びに似ているかもしれません。自分の足で大地を一歩一歩登っていく静かな快感。「ランナーズ・ハイ」ならぬ「ラーナーズ・ハイ」ですね。
私が求めているのは、まさにこの「自立学習」です。勉強の主体を先生から生徒に戻す。それはこういうことだったのだと、その子に教えられました。

スーパー・イーグル・システム その2より

「自立学習」­=自分が「何を知らないのか」を一つ一つ確認していく作業。自分の足で大地を一歩一歩登っていく静かな快感。・・・このことは、なぜこんなにも難しいのでしょう。
学ぶべきことが多すぎる。英語数学国語理科社会。それらのすべてをハイスピードでこなしていかねばならない。自分の興味と知識の深まりにしたがって自分のペースで勉強するなんて、とても許されない。
確かに、その通りでしょう。その1で紹介した生徒も、高3の後半で入試範囲を一応勉強し終えた後だったから可能だった、とも言えます。しかし、どの学年でどの段階だったとしても、「自立学習」はできるはずだし、ぜひ実現したい。勉強が楽しいものに変わるし、必然的に成績も伸びる。

ああ、それは本当に私の夢でした。

~中略~

もっとも効率的に基礎力がつく参考書や問題集を、さらにコンパクトにアレンジして指導をしてきましたが、そうしたところで、生徒にしてみたら、学校から出される膨大な宿題の上に、さらに積み重なる苦行に見える。
基本から固めていくのが結局は早道だと聞かされていても、目の前の宿題をこなすほうが優先される。
生徒のそんなジレンマを、どうすれば解消できるのか悩んでいたときに、私は「スーパー・イーグル」に出会ったのです。友人の紹介でそのHPを見た時に、私はすぐに、その解答がここにあると、わかりました。

これからする説明は、まだ本格的に触ってもいない段階での、単なる予感に過ぎないことを、ご理解ください。私はこう思いました。

最大のポイントは、スピードとリズムなのだ、と。

教科書はすべての基本です。エッセンスが詰まっている。センター試験も教科書をきちんと理解していれば、9割は取れます。ということは、センター試験に似た 問題をたくさんやるよりも、教科書を、わかるまで何度も読み返し、根本の原理を理解するほうが成績は上がります。また、最近の参考書には質の高いものも多 くて、基本がよくわかるようにできています。志望する学校の過去問も、繰り返し学習する価値があるものです。

しかし、それでも、一人で読むのは苦しい。大切な点を見落として通り過ぎることもある。だから、優秀な講師がそばにいて、読むのに合わせて解説してほしい。 授業や個別指導でそれをやってもいいが、そうすると講師のリズムに自分を合わせなければならない。今ひとつ乗れない。退屈になる。自立学習に、なりにく い。結果、挫折する。

ではその丁寧な解説をパソコンに入れて、自分が読んで問題を解くのに合わせて聴いていけば、どうか。

自分のリズムとスピードで勉強できる。
しかも、生の説明は反復できないけれど、これなら何度でも反復できる。つまり、先生の話を聴くだけの受身的な学習から、自分のリズムで、自分のために講師の説明という道具を、使いこなすようになる。

ここに、価値観の逆転が起こるのです。伝統的な教育観からすると、先生と生徒との生の触れ合いのほうが、より人間的で個性を尊重するように思われますが、パソコン相手のほうが、生徒が主役に立てる。そしてそれは、決定的な違いになる。

私にも職業的プライドはあります。自分の手で、自分の説明によって生徒を深い理解に導きたい。先生のおかげでわかるようになりました。、合格できました、と生徒や父兄に言われたい。
他の先生の解説を、しかもパソコンを通して学習させるなんて、塾を始めた若い頃なら、考えもしなかったでしょう。今は、そんな我欲は、ほとんどどうでもいいと思えます。

なぜなら、楽しくて力のつく勉強は「自立学習」であり、先生は、「いるけどいない、いないけどいる」というくらいの存在感で十分だと思うからです。そんな私の理想が、形になって実現への道を進み始めるとは、まるで夢のような気がします。

スーパー・イーグル・システムが、私に与えてくれた夢です。

スーパー・イーグル・システムについての記事の後に投稿されている【SF「未来の学校」】は実は当塾の夢でもあります。夢を夢で終わらせないために当塾は進み続けます。