信じられない出来事

本部再生に向けて全力を向けていた時、他の2校は室長に任せていました。そして、売り上げに応じて時給を上げていく制度にしていました。時給2000円、田舎では高額な時給を払っていた室長が、保険をつけてくれというので教材の開発を条件にしたところ断ったのです。教材の開発はできないというので、なぜできないのか聞いたところ、作ったことが無いからというのです、しかも、自分の教室は自分のおかげでもっているといわんばかりです。最初の面接の時とは、手のひらを返したような態度です。ちょうど、夏休み前で、後日話し合いをすることにしました。その教室は40名ぐらいになっていたのです。ところが、8月下旬そこの教室の保護者から、教室長が近くに塾を作って塾生を勧誘しているというのです。やめてからならまだしも背任で刑事にもなります。私は、冗談だろうとおもっていました。本人にただすと、来たいものは来い、残りたいものは残れというだけで、勧誘はしていないというのです。君は、いつやめるの?と聞くと8月いっぱいと言います。バイトだからと言います。あと三日しかないよと言うと、バイトだからいいんですと言います。君に今月50万近く払うんだけど、払わなきゃいけないのと聞くと、当然ですと言います。腹が立つのを抑えて帰りました。外に、保護者や子供たちがいたからです。8月30日やめますの電話が20本、ただ事務長がわかりましたの電話、給料払い、じっと我慢しました。つらい一日でした。20名は、残ってくれました。保護者の中には、励ましてくれる人もいました。知り合いの弁護士に相談しました。刑事になるとの事でした。私にも落ち度が無いわけではありませんが、とても普通の神経の人間ではできないと思いました。顔も見たくなかったし、声も聞きたく無かったので、訴訟はやめました。