早稲田大学【教育学部】【商学部】【文学部】【文科構想学部】

 私は高校一年の半ばで中退し、今年早稲田大学の商学部と教育学部に合格しました。勉強し始めた時、模試ではE判定で偏差値40の教科もありましたが、直前の早大模試ではA判定を出しました。この結果は基礎と反復と言う勉強の根幹をおろそかにしなかったためだと思います。

 私は高校を中退してから勉強を再開したのは20歳の時で、その時は、高校範囲はもちろん、中学の内容すら忘れていました。そして、まず手を付けたのは英単語や古文単語、日本史の教科書といった基礎でした。私は物覚えが悪いので、入試までに英単語帳を20回、古文単語は15回、日本史教科書は8回読み込みました。参考書もできれば5回、少なくとも3回はコピーをしながら繰り返しやりました。この「覚えるまで繰り返す」「バカになって繰り返す」ことで確実に覚えていきました。受験生は参考書を買いあさり、片端からやっていかねばならないと思いがちですが、断言します。それは誤りです。参考書5冊を雑にやるより、1冊を反復すべきです。

 また、常に疑問を持って勉強に取り組むべきだとも思います。私は塾の先生と常に「どの参考書がいいか」「英文をどう読むか」「暗記はどこまですべきか」などを話し合ってきました。質問して納得のいく回答を得れば、迷いがなくなります。答えをくれた先生を尊敬します。そしてその迷いのなさと先生への敬意は自分の成績の向上へとつながるのです。

 そして、受験において最も重要で合否の分かれ目になるのは「過去問」です。これは何度反復しても何十年分やろうとやり足りない程重要です。できれば10年分を3回反復するのが望ましいです。

最後に、学歴は重要ではないですが、大学が与えてくれるもの、大学で得るものは大切です。学術的権威を持つ教授、レベルの高い研究設備、向学心にあふれた学友たちは、それ相応の大学に行かねば手に入りません。一生の大事な時期を費やす大学に妥協せず、自分の生きたい大学を目指してください。そしてスーパーイーグルを使って勉強したなら、きっと行けると思います。