ごみを拾う塾生

今回、横浜国立大学に合格した生徒のことだ。

その生徒が塾に来ていたとき、時々手にビニールやお菓子の入っていた袋や、紙きれを持っていた。

学校から塾に来る道のりで、拾ったごみを手に持っているのだ。

黙ってごみ箱へ直行。そして学習。

 

今回選んだ学部は教育だ。

これから何かの形で出会う子供たちに、もう、すぐさまそのままの姿に逢ってもらいたい。

言葉は古いかもしれないけれど しゃんとしたお姉さん”

教育学を学ぼうとする今だが、すぐにでも、子供と遊んでもいいと思った。

子供は、その「笑顔」についていくだろうなあ、と感じた。

そんな素質を持っている。

 

持ち味を生かして、どんな素敵な人生を歩むのか。

どんな人生や選択になろうとも、

「どうぞ素敵に楽しく自分らしく、歩んでください」

未来を心より応援している、卒業生たちの、ひとりである。