予習だけ

☆予習を重点的にしている生徒さんのひとりで、成績が常に上位の一人に話を聞くことができた。

相当な時間、家でも頑張っているのだろうと思いきや、とくに復習の時間は作っていないという。☆

 

 

当塾に来たのは中学1年の時。

 

そこから、塾の方針(予習を進めること、教科書をしっかり理解すること)を守ってきた。

 

小学生時代は勉強に関心がなかったらしい。

 

塾で予習をするようになってから、伸びたと話してくれた。

 

 

 

他にしていることは?

 

あまりないそうである。聞くと、スポーツはやっているが家で勉強は特にしていない。

 

学校のテストは?

 

前日に確認するという。

 

復習をまとめてするようなことは?

 

・・ないとのこと。

 

 

 

 

言えることは、授業をしっかり聞くことと、予習をすることだった。

 

相当な集中力と記憶力ということになる。

 

その彼の予習をしているときのスタイルには特徴があるのだが

 

なんと、ペンを動かしていない。(記録していない)

 

ただ塾の解説と基礎授業の画面を見ている。

 

微動だにせず見つめていることが多い。

 

 

 

予習をすることに集中した結果、内容が進み、過去問を始めるころには、ある程度過去問は見ていて

 

試験2カ月前には終わっていた。

 

いえばこの過去問などが復習、学校の授業も、復習の一つと考えることはできる

 

おうちの方より、勉強をしなさいと言われ始めたのは最近で、将来の目標は決まっていないとのこと。

 

勉強が好きなのかを尋ねると、首を横に振り、好きではないという。

 

穏やかな彼はテレビもマンガも観るらしい。

 

 

 

2時間の集中力の凄さに圧倒される。

 

 

 

何かヒントがあるのかもと思ったら、幼少のころから読書に親しんできたという。

 

 

 

記憶力に関係しているかもしれない。