よく聞く話しに、過去問やったところで同じ問題は出ないから、そんなにやらなくてもいい。
予想問題やったほうがいいというと言う説がある。
確かに一理あるが、それでは予想問題が、本番に出る確率がどれほどあるかというと
限りなくゼロに近い。
そもそも過去問をやる意味は、二つあって、傾向とレベルを知ること
そして慣れること。これから自分の弱点や自分の進むべき方向性が分かるのだ。
このことが、分かっていれば、過去問の重要性がわかるはずで、
大抵受験で失敗する人の考えには、過去問やっても同じ問題は出ないと言う
ことがいつも頭にあるから真剣に取り組めないのだろう。
過去問を人に説明ができるくらい理解できてはじめて、
過去問をやったと言えるのであって、
徹底的にやった子は、ぐんぐん伸びていくことが多い。塾には
解説があるからだ。答えだけでは分からないことが多い。
中学受験、高校受験、大学受験、基本は同じだ。
過去問を十分やってから、自分の弱点をつぶす過程という学習の
前に受験を迎えル人が大半だから
過去問十分やって、弱点つぶせば、合格する可能性は
高まる。これが、実は、一番大切で、一番むつかしいことなのだと思う。
何で予習をしろとか先取りしろと言うかというと、
実は、過去問演習のあとの弱点つぶしが、本当の愛かる学習だからだ。
自信とスピードがつく。