自分で考えることの大切さ

塾に行かなくてもいい子がいる。自分で学習を確立し、それを実行できて、しかも恐ろしく理解力が高い。

そういう子供たちは、確かにいる。

もしもそういう子供だけだったら、塾などは廃業しないといけない。笑

1パーセントもいるだろうか。ほとんどは、ある程度の指導を受けないといけないだろう。

でも、自分でどうしたら学力がつくのかとか、自分の学習のやり方はいいのだろうかとか、そういう意識を持つことが大切で、

塾生でも成績のいい子は、それなりにどうやったら伸びるのか考えている。また塾をどう利用したらいいのか考えている。

分からない問題があったら、すぐに聞くとか、そういう形では伸びない。自分で調べたり、考えたりすることも重要だ。

自分で悩んでどうしても分からないときに聞くのはいいが、すぐに答えとか聞きたがる子は伸びない。

世の中の誤解が多いのはこの点だ。

家庭教師とか普通の個別が伸びないのは、丁寧に説明してくれたぐらいでは、焼け石に水が多いと思う。自分もそういう経験をした。

どういう教材をやったらいいのかとか、どういう風に学習すればいいのかとか、その科目の考え方とか、教えないと本当の学力はつかない。

一部の問題分かったところで、脳ミソに叩き込むには、反復なり、自主学習が必要だと思う。

自分の塾の形態なら、どの教材やったらいいのか聞いてくる子は、かなりの確率で伸びる。

要は、教材の組み合わせと反復で学力は伸びるからだ。

中3で、女の子がいて、英語の長文問題やらせていたら、先生、単語覚えていないと駄目ですね、単語やるには、どの教材やったらいいですかと聞いてきた。

その子は、成績はトップクラスだ。

自分はその子を褒めてやった。よくわかっているね。ちょっと待ってくれ今中学生用の単語帳の教材作っているからと答えた。笑

何をやったら伸びるのか、自分で考えるようになったたら、子供は伸びる。

学習は、やらされるものではなく自分でやるものだろう。でも道具が無いと苦しい。