塾生を見ていると思うが、最初から出来ないといけないとかできないことに悩んでいる子がいて、できないことの処理がうまくいかない人がいる。
真面目に学習に取り組む姿勢は立派だが、考え方を変えるように指導することがある。
基礎を作ったとしても、入試問題はむつかしい。最初は、解けないのが普通だし、解けないのを悩む必要はないのだが、それをどう克服するのかが大切なことで、できないことに悩んで間違った方向で学習する可能性が出てくる。
やる気があってもなかなか入試レベルは、簡単でない。30年以上この仕事をしていてもこんな問題解ける人がいるのかと言う出題もある。
解けなくても気にせず、ちゃんと復習して自分のものにすればいい。
この考えは大事だと思う。
完全主義の人は、脳みそが相当すごい人は別だが、出来ないことの処理がうまくない。いい加減に学習しろとかではなくて、真剣にやっても分からないことやできないことを気にしないことだ。
つまり反覆したりいっぱい問題解いたりするうちにできるようになるのだ。習うより慣れろと言う部分があって、これをわかっていない人が多い。
自分もそうだったから分かるが、できないことより、できないものをできるようにするにはどうしたら良いのか考えて実行することだ。
おおらかな気持ちで学習したほうがいい。最初から完全主義になるとうまくいかない。
失敗は成功の母。学習も同じ部分が多い。
何度もやってれば慣れて
できるようになる。これがない学習は、伸びが少ない。
ビリギャルみたいになれる。偏差値40伸びるのは、奇跡でもない。