スピード。

仕事も学習もできる人間は、やることが早い。じっくりゆっくりやるから、正確で仕上がりがいいかというとそうでもない。家を昔作ったとき、大工さんの仕事を見ていてわかったが、てきぱきする人ほど仕事は、丁寧だと言うことだ。

スピードのない学習と言うのは、成果が出ない。一冊を何ヶ月も何年もかけて、試験時間60分とか100分足らずで、全範囲の問題をどうして解けるようになるだろうか。結局繰り返すことをしないと凡人は忘れる。この繰り返すと言うことは、スピードもつくし、正確な知識が身につくわけだ。

塾生で医学部に受かった子が言っていたが、一冊1時間で見直せるようにした方がいいといった。そのとおりだ。テストの休憩時間とか1時間はあるだろう。そういう時間に見直せる教材を持っていると強い。

常日頃から何度も反復した教材は、目で見ただけで脳みそに音で入ってくるようになる。入れるスピードが遅いと解くスピードも遅い。よく音読しろと言うのは、深い意味がある。英語とか発音できない単語は、覚えられない。

塾生見ていても、てきぱき本の使い方とか問題解くスピードとか見ていると点数が想像できる。てきぱきやらないと成果は出ない。集中力が大事だとかは、当たり前だろうと思う。

そもそも学習するのに音楽かけてやってるようでは、そこそこの点数しか取れないだろう。

知識を入れるスピード、解くスピード、見直すスピードを上げるにはどうしたらいいのかもっと考えたほうがいい人が多い。自分も昔そうだったが、効率の悪い学習をしている人が多い。学力を上げるにはどうしたらいいのかもっと考えたほうがいい。やればできる。それはそうだが、やり続けても成果が出ないとやる気がなくなる。

やったら直ぐに成果が出るような学習すれば、子供はやり続けられることが多い。

できる人は、速くて正確な人が多い。自分がなぜ映像教材作っているのかというのは、スピードと反復が大切だと言う点もある。

最終的には、目で読んで1時間で見直せるようにするのがいい。でも、最初から目だけで追う学習は、凡人には無理がある。

何度も音声で聞くと目で追うだけで、音が聞こえるようになる。もっと脳の研究をしたら落ちこぼれとかでないような気がするのだが。