塾でどんな学習をさせたらいいのか試行錯誤してきた。パソコンを使うのは、効率よくやるためだ。人がつくったものも使ったが、自分たちでソフトはつくってきた。内容は基礎、応用、入試レベルがある。、どうやって使わせたらいいのか、なかなかおくが深い。
直接指導したほうがいいこともある。併用が一番だろうと思っている。
ただ受験前に効率よく学習するとなるとパソコンは威力を発揮する。倍速とか使えば、見直す時間が短時間ですむ。読む力のある人で高速で読める人以外の凡人は、見直すのに相当かかる。バランスよく弱点をつぶすには、読むだけの作業ではかなりきつい。これは自分が一番苦しんだからわかる。時間効率は、受験の生命線だ。
自分の今考えているもっとも効率のいい受験勉強は、ある程度基礎をいれ、入試問題が解けなくても答えを見て分かるレベルの人ーこれがかなりの割合を占める。基礎ができたから過去問を解く。必ず時間を決める。そして、パソコンで解説を聞く。そして間違いがわかったら、その間違えた基礎教材に直ぐ戻って周辺部分をパソコンを使ってつぶす。これを繰り返すと短期間でも得点力がついていくことが段々わかってきた。
塾生に実際使わせる。浪人生がいるので、いろいろつくっては試させる。伸びが、早い人もいるしそうでない子もいる。伸びない子をどうするかをずっと考えてきた。そして何がその子にたりないのかを探る。読解力や思考力が大切なのに行き着くことがある。
小学校からの積み重ねで読解力や思考力の上に効率のよい学習がプラスすれば、短期間でも伸びる子がいる。高校の範囲は、広い。思考力があっても効率のよい学習をしないと、なかなか志望校には受からないこともある。
小学校のころからの積み重ねの大切さを感じる。思考力と効率性がプラスすれば、学力は短期間でも伸びる。
基本を固めたら、過去問を解き、間違えたら直ぐにその基礎の周辺に戻ってつぶすという学習が、今の自分の考えでは、いいのではないかと思っている。
これをやり始めた子が、急に伸びだしてきた。塾生とともに学ぶという姿勢でいろいろこれからも試そうと思っている。
学習のやり方で子供の学力は大きく変わる。だからもっといいやり方はないかと今からも研究したい。